吉岡心平のマーク

ホキ4900形4906

私有貨車

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ホキ4700形
ホキ5000形

 番号
解説

ホキ4900
ホキ4913

 ページ
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特別編413
特別編415

●積荷
構造

入口


 ホキ4900形は車体形状で2グループに大別される。特別編2では、初期に製作された「台形」グループを紹介したが、今回は「逆台形」となったグループを取り上げる。

 ホキ4900形30トン積ソーダ灰専用車は、27両が製作されたが、「逆台形」とされるのは、ホキ4906以降の21両であった。

 ホキ4906は昭和37年7月東洋製で、落成時はホキ4306〜4310の5両ロットであった。
 ホッパ体形状は上部が広くなった「逆台形」に変

更された。「台形」にあった何らかの不満を解消したものと思われる。ホッパの空容積が不足していたのだろうか。
 積込口や通気口は従来の車両と同一で、直径500mmの円形取出口が5個並んでいた。
 台枠は平型で、ブレーキ装置や台車は「台形」グループと変わらず、当時として標準的なものだ。

 落成時の所有者は徳山曹達KK・常備駅は周防富田だったが、昭和39年6月に大阪港駅常備となった。なお写真撮影時の運用先も相変わらず松尾寺であった。昭和52年11月に廃車となった。


【特別編414】030827ホキ4900形4903(特別編2)から分割、031213リンク追加+R4、050501R4A、060323

リンク追加、070628R4A2、080826特別編922に写真1414の2を移設+R4BY。

ホキ4900形4906の写真

【写真1414】 ホキ4900形4906 昭和51年3月18日 浪速駅にて P:吉岡心平