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タキ9300形9300 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
「亜硫酸パルプ廃液」と言えば、古くはカセイソーダ液からの転用車、最近はガソリン・石油類タンク車からの臨専運用を思い浮かべるが、少数ながらもプロパーの新製車が存在した。 タキ9300形は30トン積亜硫酸パルプ廃液専用車で、昭和37年3月富士重で2両製作された。既に紹介したタム4900形4905と共に、数少ない新製車である。 タンク体はドーム付の直円筒タイプで、材質は普 |
通鋼製で直径は1,900mm・長さは8,560mmであった。 落成時の所有者は三井金属鉱業KK・常備駅は大牟田であった。昭和46年12月に山陽パルプKK・岩国駅常備に移り、会社名は翌年4月に山陽国策パルプKKに変わった。昭和63年5月に廃車となった。 |
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●同一専用種別 タム4900形4905 昭和34年若松車両製、同形式で唯一の新製車。 タム4900形4909 同一専用種別のタムで戦災復旧車。 タキ9350形9350 同一専用種別のタキで、タキ400形415の改造車。 【特別編413】030822作成、031220R4、050413R4A、070919R4A2、090212R4BY。 |
【写真1413】 タキ9300形9300 昭和57年3月20日 岩国駅にて P:吉岡心平