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タム400形10415 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
▲タム10402 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
50年を超え製作され続けた「タム400形」の悼尾を飾るのが、ドームレスとなったグループだ。 ヨンサントウの貨物列車スピードアップでは、軸距3.5m未満の車両は、走行性能が劣るとして強制廃車となった。戦前製のタム400形は軸距3mが標準だったため、本形式は当時在籍していた329両の過半数に達する181両が廃車となる大打撃を受けた。置換え用にはタキ5750形40トン車が量産されたが、極く一部にタムの新車を作ったユーザーがあった。 タム10415は10408〜17の10両ロットとして昭和43年9月に日車支店で製作された。 |
と異なり普通鋼のままである。板厚は胴板8mm・鏡板12mm、寸法は直径1,440mm・長さ5,660mmでふった。タンク固定はセンタアンカ方式で、受台が帯金方式なのも、日車製タキ5750形と共通の特徴である。 所有者は同和鉱業KK・常備駅は南岡山であった。運用先は岩国などだったようである。異動することなく一生を過し、昭和59年12月に廃車となった。 |
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【特別編382】030517作成、040527R4、050414R4A、070824R4A2、090501R4BY。 |
【写真1382】 タム400形10415 昭和58年1月5日 南岡山駅にて P:吉岡心平
「雨の降る日は天気が悪い〜」