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タキ18600形18622 |
私有貨車 |
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●積荷 |
■入口 |
曽我さんのリクエストは昭和電工のタキ18600形である。 タキ18600形25トン積液化アンモニア専用車の概要は、特別編やロットブックを見て頂きたい。 タキ18622は昭和49年12月日車で22〜25の4両ロットで製作された。高圧ガス専用車のため、外観・構造は標準化が進んでいるが、時節柄保安度向上の観点から、車体長延長などの改良が加えられた。中でも本車を筆頭とする昭和49年製の2ロット8両は、「準保安対策車」というべきもので、両側ブレーキを残したままで、車体長が延長された異端車であった。 |
タンク体は高張力鋼製、板厚は胴板13mm・鏡板14mmで、寸法は直径1,960mm・長さ15,890mmであった。周囲には厚さ75mmのグラスウール断熱材と薄鋼板製のキセを装備していた。 所有者は昭和電工KK・常備駅は扇町であった。リクエストでは「マルショウ」マークがご希望との事だが、残念ながら社紋は最初から「SDK」付で落成している。生涯異動することなく、製造から14年後の昭和63年4月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和49年12月 製造所 日車 ガス定数 1.86 タンク容積 46.8m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形 |
タンク材質 高張力鋼(HT60) タンク板厚 胴板13・鏡板14mm タンク直径 1,960mm タンク長さ 15,890mm 断熱設備 厚さ75mmグラスウール ●荷役方式 荷役方式 マンホール弁式 |
●下廻り 台枠形式 平形 台枠長さ 16,800mm BC間距離 13,500mm 留置ブレーキ 両側 空気ブレーキ KC203形 台車 TR211B形 |
【写真1356】 タキ18600形18622 昭和51年2月17日 塩浜操駅にて P:吉岡心平
華奢で角張ったデッキ手摺が「準保安対策車」の特徴である。