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タキ18600形18613 |
私有貨車 |
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形式 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ18600形は25トン積の液化アンモニア専用車。同種の車両には昭和38年以降製作されたタキ4100二代形があるが、本形式はタキ25000形LPガス専用車の設計を取り入れたため新形式となった・・・ とは言うものの、大きな設計変更点はTR207台車の採用程度で、敢て別形式にすることもなかったように思われる。 タキ18613は昭和45年7月川崎で製作された。タキ18600〜18620と21両に上る大規模ロットで、製造月も5〜8月に亘っていた。 |
タンク体は高張力鋼製で、板厚は胴板13mm・鏡板14mmである。ちなみにタキ4100二代形とは鏡板が2mm薄くなった点が異なる。寸法は直径1,960mm・長さ15,890mmで、周囲には75mm厚グラスウール断熱材と薄鋼板からなるキセを持っていた。 所有者は日本化成KK・常備駅は宮下であった。写真は宮下〜羽後牛島間で4〜5両連なって運用中の姿である。8両は日陸に売却されたが、残る13両は昭和60〜平成2年にかけて廃車された。本車は昭和62年3月に姿を消している |
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■主要諸元 製造年 昭和45年7月 製造所 川崎 ガス定数 1.86 タンク容積 46.8m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形 |
タンク材質 高張力鋼(HT55) タンク板厚 胴板13・鏡板14mm タンク直径 1,960mm タンク長さ 15,890mm 断熱設備 厚さ75mmグラスウール ●荷役方式 荷役方式 マンホール弁式 |
●下廻り 台枠形式 平形 台枠長さ 16,200mm BC間距離 12,900mm 留置ブレーキ 両側 空気ブレーキ KE305形 台車 TR207B形 |
【写真1686】 タキ18600形18613 昭和45年8月15日 盛岡駅にて P:堀井純一
【堀井さんから貴重な写真を提供して頂きました】
台車は平軸受のTR207Bで、台枠に見えるのは運用表示板。落成直後なのでまだピカピカだ。