|
タキ1200二代形1200二代 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
▲ |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ1200形は初代と二代とがあり、今回紹介するのは二代である。ちなみに初代は30トン積リン酸専用車で、昭和20年8月に車籍編入された最後の戦中製タンク車であった。 タキ1200二代は昭和41年1月日車支店で製作された。我国初の無水硫酸専用車だが、量産は35トン積のタキ6250形に移行したため、一形式一両に終わっている。設計比重は1.85で、発煙硫酸などと共に、タンク車輸送される積荷では最も大きい部類に属し、このためタンク容積は16.2m3と、ボギー車としては異様に小さい。 |
置があり、また周囲には保温のため厚さ100mmのグラスウール断熱材と薄鋼板製のキセが設置されていた。 落成時の所有者は日本曹達KK・常備駅は磐梯町であった。昭和54年2月に系列会社である日曹金属KKに移籍し、更に昭和58年10月には社名が日曹金属化学KKに変った。昭和58年10月に廃車となった。 |
|
●同一専用種別 タキ6250形6251 昭和42年川崎製で日曹金属KK向。量産車は35トン積となった。 タキ6250形6259 昭和47年日車製で日曹金属KK向。濃硫酸輸送用に改造後の姿。 【特別編305】021113作成、040301R4、050410R4A、060803リンク追加、070706R4A2、130401R4B。 |
【写真1305】 タキ1200二代形1200二代 P:吉岡心平所蔵