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タキ4200形14206 |
私有貨車 |
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番号 |
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●積荷 |
■入口 |
車両メーカーでは大手だが、貨車は殆ど製作していない会社がある。今回紹介する近畿車両もそのひとつだ。 昭和39年9月から10月にかけて、昭和電工では35トン積カセイソーダ液専用車であるタキ4200形を、4287〜99,14200〜06の20両まとめて製作した。このうち18両は日立製だったが、最後の2両である14205と06は、近畿車両が製作を担当した。同社製の化成品タンク車としては味の素のタム5000形や、水澤化学のタキ6050形が有名だが、同社製のカセイソーダ液専用車は後にも先にもこの2両だけである。 |
ングされていた。タンク直径は1,900mm・長さは8,800mmで、周囲には保温用の50mmグラスウール断熱材と薄鋼板製のキセがあった。外観では、頂部が丸いドームが特徴と言えるだろう。ちなみに日立製と比較すれば、タンク直径が10mm太い代りに、長さが100mm短くなっている。 所有者は昭和電工KK・常備駅は扇町であった。写真は岩沼の製紙会社に運用されていた時の姿である。比較的長生きであったが、平成14年6月に2両一緒に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和39年10月 製造所 近畿車両 設計比重 1.47 タンク容積 23.8m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 普通鋼 タンク板厚 胴板9mm・鏡板12mm タンク直径 1,900mm タンク長さ 8,800mm タンク内面 ゴム 熱絶縁 グラスウール厚さ50mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ下出し式S字管付 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 9,800mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KD254形空気 台車 TR41C→TR41DS (第二次台車改造) |
【写真1283】 タキ4200形14206 昭和60年8月13日 岩沼駅にて P:吉岡心平