|
タム3850形3851 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
▲ |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ300形濃硫酸専用車を有機化成品に転用した例としては、既にタム7800形・タサ4600の両形式を紹介したが、今回は酢酸エチル専用車への転用例を解説する。 タム3850形は15トン積酢酸エチル専用車で、昭和35年11月に2両がタキ300形4371,72から改造された。なお同一ロットのタキ4369,70は、一年後タム7800形フタル酸ジオクチル専用車に改造されている。 |
のままではなく、何らかの防食処理が施されたと考えるべきだろう。 所有者は新日本窒素肥料KK・常備駅は扇町であった。昭和40年1月に社名はチッソKKとなり、昭和41年3月に所有者はチッソ石油化学KK・常備駅は浜五井となった。写真のタム3851は昭和60年12月、3850は昭和61年4月に相次いで廃車となった。 |
|
●関連形式 タム7800形7800 昭和36年7月改造のDOP専用車、タキ300形4343の改造。 タサ4600形4600 昭和35年2月改造のアクリルにトリル専用車、タキ300形4376の改造。 【特別編284】021007作成、021104リンク変更、031227R4、050504R4A、070608R4A2、080407R4BY+ |
ロット | 番号 | 製造年 | 製造所 | 旧形式 | 旧番号 | 落成時の所有者 |
1 | 3850,3851 | S3511 | 不明▲ | タキ300 | 4371,4372 | 新日本窒素肥料KK |
【写真1284】 タム3850形3851 昭和57年3月23日 浜五井駅にて P:吉岡心平