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タキ4200形24236 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ4200形は既にいくつか取り上げたが、今回は珍しいメーカーで作られた車両を紹介する。 福島市にある協三工業は、国鉄貨車の他にも少数だが私有貨車も製作した。ここに取り上げたタキ24236は昭和44年7月の製作で、24237も同一ロットだが落成は8月となっている。 外観・構造は、当時製作された富士重製(例として写真2にタキ24229を示す)に酷似している。設計比重は1.45、タンク体は普通鋼製で、内面には厚さ3mmのゴムライニングが施されていた。寸法は直径は1,900mm・長さは8,920mm |
で、これらの数字はタキ24229と全く同一である。外観的には、タンク踏板周辺の作りが、少し異なっているようだ。 所有者は保土ヶ谷化学工業KK・常備駅は郡山であった。晩年は呉羽化学錦工場からの出荷となり、勿来駅を基地として活躍していたが、鉄道輸送中止に伴い平成13年9月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和44年7月 製造所 協三工業 設計比重 1.45 タンク容積 24.1m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム有 |
タンク材質 普通鋼 タンク内面 厚さ3mmゴムライニング タンク板厚 胴板9・鏡板12mm タンク直径 1,900mm タンク長さ 8,920mm 熱絶縁 厚さ50mmグラスウール ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式S字管付 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 9,900mm BC間距離 6,900mm 留置ブレーキ 両側 空気ブレーキ KSD254−305形積空 台車 TR41C→TR41DS形 (第二次台車改造) |
【写真1269の1】 タキ4200形24236 昭和54年5月22日 郡山駅にて P:吉岡心平
【写真1269の2】 タキ4200形24229 昭和63年1月4日 越中島駅にて P:吉岡心平