吉岡心平のマーク

タキ2100形22210

私有貨車

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タキ2050形
タキ2200形

 番号
[ロット表]

タキ22207
タキ22217

 ページ
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第441週
第443週

積荷
●構造

入口


 タキ22210は昭和38年7月汽車東京製で、22208〜22210の3両ロットであった。

 所有者の出光の通例として日車支店・三菱・日立・東急の5社で競作され、全部で14両を5社で分け合う形となっている。また汽車東京製のタキ2100形としては最後となるロットで、翌年の増備はタキ10000形に移行した。

 構造は暖地向の重油専用車で、タンク踏板周りは同社製のタキ1500形と酷似し、製造時期の関係で台枠側面にジャッキ受を装備していた。

 所有者は一生を通じて出光興産KKで、常備駅は浜川崎を皮切りに、昭和39年3月に水江町、昭和40年8月に前川と移った。その後塩釜埠頭駅常備となり、昭和58年6月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和38年7月
製造所   汽車東京
設計比重  0.88
タンク容積 34.1m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板8mm・鏡板12mm
タンク直径 2,050mm
タンク長さ  10,766mm
付帯設備  蒸気加熱管
●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ       11,600mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254×300
台車      TR41C

タキ2100形22210の写真

【写真442】 タキ2100形22210 昭和51年9月15日 村田駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第23巻に「P01356」として収録されています。


【第442週】090215R4B。