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タキ5750形5764 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ5764は昭和41年12月汽車東京製で、5751〜5785からなる35両ロットの一員である。 同和/汽車会社のペアが製作したタキ5750形は、タンク体の太さが1,750mmと他社製より100mm細く、反面長さは800mm長い。タンク材質は鏡板に普通鋼・胴板は耐候性高張力鋼と両者を使い分けている。また小型のドームを持ち、配管・弁装置類はこの上に纏められている。 |
本形式の場合、全長は規程上の制限により定まるため、むしろこちらの方がタンク体と台枠のバランスが良い。またドームの存在は弁装置への飛沫の影響が少ない等、保守上でも好適だったようで、後の「小ドーム」の登場に繋がっているようだ。 所有者は同和鉱業KK・常備駅は小坂であった。一生を同地で過ごし、平成19年10月に廃車となった。 |
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●同一所有者 タキ5750形25750 同和所有の次ロット |
■主要諸元 製造年 昭和41年12月 製造所 汽車東京 ガス定数 1.84 タンク容積 21.7m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 普通鋼+耐候性高張力鋼 タンク板厚 胴板8・鏡板12mm タンク直径 1,750mm タンク長さ 9,370mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式 |
●下廻り 台枠形式 側梁省略形 長さ 10,000mm BC間距離 6,700mm 留置ブレーキ 両側 空気ブレーキ KSD254−305×300 台車 TR41C |
【写真435】 タキ5750形5764 昭和51年7月30日 国鉄土崎工場駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第31巻に「P01808」として収録されています。