吉岡心平のマーク

タキ5750形5764

私有貨車

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タキ5700形
タキ5800形

 番号
解説

タキ5750
タキ5786

 ページ
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第434週
第436週

積荷
●構造

入口


 タキ5764は昭和41年12月汽車東京製で、5751〜5785からなる35両ロットの一員である。

 同和/汽車会社のペアが製作したタキ5750形は、タンク体の太さが1,750mmと他社製より100mm細く、反面長さは800mm長い。タンク材質は鏡板に普通鋼・胴板は耐候性高張力鋼と両者を使い分けている。また小型のドームを持ち、配管・弁装置類はこの上に纏められている。

 本形式の場合、全長は規程上の制限により定まるため、むしろこちらの方がタンク体と台枠のバランスが良い。またドームの存在は弁装置への飛沫の影響が少ない等、保守上でも好適だったようで、後の「小ドーム」の登場に繋がっているようだ。

 所有者は同和鉱業KK・常備駅は小坂であった。一生を同地で過ごし、平成19年10月に廃車となった。


●同一所有者 タキ5750形25750 同和所有の次ロット


■主要諸元
製造年   昭和41年12月
製造所   汽車東京
ガス定数   1.84
タンク容積  21.7m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼+耐候性高張力鋼
タンク板厚 胴板8・鏡板12mm
タンク直径 1,750mm
タンク長さ  9,370mm

●荷役方式
荷役方式  上入れ上出し式
●下廻り
台枠形式   側梁省略形
長さ       10,000mm
BC間距離   6,700mm
留置ブレーキ 両側
空気ブレーキ KSD254−305×300
台車       TR41C

タキ5750形5764の写真

【写真435】 タキ5750形5764 昭和51年7月30日 国鉄土崎工場駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第31巻に「P01808」として収録されています。


【第435週】081228R4B。