吉岡心平のマーク

タキ5750形5786

私有貨車

 形式
索引

タキ5700形
タキ5800形

 番号
解説

タキ5764
タキ5790

 ページ
索引

特別編1506
特別編1508

積荷
●構造

入口


 タキ5786は昭和44年12月日車支店で孤立ロットとして製作された。

 日車製本形式の試作車でタンク体は川崎製の5750と同じ直径1,850mmを採用した。タンク踏板が一枚物となったため印象が異なる。台枠はシンプルな側梁省略形に見えるが実際には下面両側に補強があり、タンク受台は帯金式で、枕梁部

分の厚さは川崎や富士重製より厚くなっている。

 落成時の所有者は東北鉱化工業KK・常備駅は新崎であった。昭和44年2月に常備駅はそのままでいったん伊藤忠商事KKに移ったが同年9月には東北鉱化に戻り、昭和48年10月に今度は三井物産KK・日立駅常備となった。廃車時期は何故か不明である。


■主要諸元
製造年   昭和41年12月
製造所   日車支店
設計比重 1.84
タンク容積 21.7m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドームレス
タンク材質 耐候性高張力鋼
タンク板厚 胴板8・鏡板9mm
タンク直径 1,850mm
タンク長さ 8,490mm

●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式
●下廻り
台枠形式   枕梁間側梁省略形
長さ      10,000mm
BC間距離  6,700mm
留置ブレーキ 片側
空気ブレーキ KSD254−305×300
台車      TR41C形

タキ5750形5786の写真

【写真2507】 タキ5750形5786 P:吉岡心平所蔵


【特別編1507】130420作成R4C。