吉岡心平のマーク

タキ14800形14823

私有貨車

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タキ14700形
タキ14900形

 番号
ロット表

タキ14821
タキ14829

 ページ
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第435週
第437週

●積荷
●構造

入口


 タキ14823は昭和44年10月富士車両製で14826までの4両ロットのトップであった。

 本形式については既に多くを解説したので、特徴については該当ページをご覧頂きたい。
 宇部興産所有の本形式15両の内訳は川崎3ロット7両、富士車両2ロット8両で、記録に残っているものだけでも約半数が昭和48〜49年にかけてタンク体を新品に更新した。写真の14823も昭和49年8月に富士車両でタンク体を載せ変えた。

 更新車は、タンク体上にある弁装置の保温カバーを箱型からカマボコ形に変更したため、外観による識別も容易である。
 更新時には台車をTR41Dに改造しているが、時期的には第一次と第二次の中間であり、この種の改造は珍しい。

 所有者は宇部興産KK・常備駅は居能であった。タンク体更新車の中では短命だった車両のひとつで、平成7年10月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和44年10月
製造所   富士車両
設計比重  1.01
タンク容積 34.5m3

●上廻り
タンク形態 異径胴(特殊形)ドームレス
タンク材質 ステンレス鋼
タンク板厚 胴板6・鏡板6mm
タンク両端直径 1,950mm
タンク長さ  9,550mm
保温装置  ウレタン厚さ150mm
付帯設備  蒸気加熱管
●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式
●下廻り
台枠形式   35系
長さ      10,300mm
BC間距離  7,300mm
留置ブレーキ 両側
空気ブレーキ KE305形
台車       TR41C→TR41D形
         (タンク更新時併施)

タキ14800形14823の写真

【写真436】 タキ14800形14823 昭和50年3月7日 宇部駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第8巻に「P00436」として収録されています。


【第436週】090104R4B、130601R4C。