吉岡心平のマーク

タキ9800形9820

私有貨車

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索引

タキ9750形
タキ9900形

 番号
解説

タキ9801
タキ9829

 ページ
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第430週
第432週

●積荷
構造

入口


 タキ9820は9814〜9823からなるロットの一両で昭和37年10月日車本店で製作された。

 日車本店は本形式の開発メーカーであり、外観は前ロットの日石向と基本的には同一である。
 タキ45256の解説でも述べたが、名古屋在の重油輸送車はセメント会社への運用が多く、独特

の汚れ方をする車両が多い。本車のウエザリングは、最早芸術の域に達していると思うが如何だろうか。

 所有者は日本石油KK・常備駅は名電築港であった。昭和41年1月の名古屋臨海への移行で駅名は汐見町となった。平成7年5月に廃車された。


■主要諸元
製造年   昭和37年10月
製造所   日車本店
設計比重 0.85
タンク容積 41.2m3

●上廻り
タンク形態 異径胴(F5s)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク両端直径 2,050mm
タンク中央直径 2,500mm
タンク長さ 10,420mm
加熱設備 蒸気加熱管
●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   フレームレス構造
長さ      11,220mm
BC間距離  7,920mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41C形

タキ9800形9820の写真

【写真431】 タキ9800形9820 昭和49年12月22日 汐見町駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第15巻に「P00887」として収録されています。


【第431週】081130R4B。