吉岡心平のマーク

タキ4000形34035

私有貨車

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タキ3900形
タキ4100初代形

 番号
解説

タキ34027
タキ34057

 ページ
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第407週
第409週

積荷
●構造

入口


 タキ34035は昭和40年7月日車支店製で、34032〜34035の4両ロットに属していた。

 タキ4000形に詳しい人は「あれ?」と思うかもしれない。日車支店製と言うより富士重製と見紛うスタイルだからだ。
 調べてみると、日車支店製は改造車を除けば5ロットしかないこと、昭和36〜37年製の2ロットと昭和39〜41年製の3ロットでは大きく外観が異

なること、更に後者はすべて伊藤忠向で、富士重製と競作されていることが判った。
 従って、ユーザーによる指示で、構造を統一したものと思われる。なお外観からは、タンク受台寸法が僅かに異なる程度のため、識別は困難だ。

 所有者は伊藤忠商事KK・常備駅は宮下であった。その後、安中駅に移動したが、平成4年12月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和40年7月
製造所   日車支店
設計比重  1.84
タンク容積 19.2m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク直径 1,700mm
タンク長さ 8,650mm

●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      9,300mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41C形

タキ4000形34035の写真

【写真408】 タキ4000形34035 昭和52年1月1日 越中島駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第28巻に「P01628」として収録されています。


【第408週】080622R4B、131002R4C。