吉岡心平のマーク

タキ3500形13518

私有貨車

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タキ3000形
タキ3600形

 番号
解説

タキ13504
タキ13525

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第384週
第386週

●積荷
●構造

入口


 今回は内外輸送が所有したタキ3500形30トン積アルコール専用車の中で、最も一般的と思われるロットを取り上げる。

 タキ13518は昭和37年11月富士重製で、タキ13506〜13520の15両ロットの一員であった。

 設計比重は0.8・タンク容積は37.5m3と本形式の標準値である。
 タンク体は普通鋼製で、寸法は直径2,050mm・長さ12,150mmと、後期に製作された本形

式では標準値であった。なお一部には食品等の輸送用にタンク内面にエポキシ樹脂コーティングを施した車両もあったようで、本車もその一つではないかと思われる。
 台枠は通常の平形で、長さは12,800mm・BC間距離は9,500mm、ブレーキはKD254形空気+手、台車はTR41Cであった。

 所有者は内外輸送KK・常備駅は防府から昭和41年5月に中条に移った。昭和61年1月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和36年12月
製造所   富士重
設計比重 0.8
タンク容積 37.5m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9mm・鏡板12mm
タンク直径 2,050mm
タンク長さ 12,150mm
タンク内面 エポキシ樹脂
●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      12,800mm
BC間距離  9,500mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41C形

タキ3500形13518の写真

【写真385】 タキ3500形13518 昭和51年5月22日 梶ヶ谷貨物駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第38巻に「P02241」として収録されています。


【第385週】080113R4B、100407諸元追加。