吉岡心平のマーク

タム7200形7207

私有貨車

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タム7100形
タム7300形

 番号
ロット表

タム7203

 ページ
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第376週
第378週

積荷
●構造

入口


 タム7200形は15トン積液化プロピレン専用車で、昭和34〜37年に4ロット8両が全て日車本店で製作された。

 タム7207は昭和37年2月製で、本形式の最終ロットとして、同年1月製のタム7206と2両ロットとして誕生した。
 本形式は全車同一メーカーの製作のため、ロット間の相違は小さく、外観・構造はいずれも似通っている。
 タンク体はボイラー鋼板(SB46)製で、使用圧力が高いため板厚は胴板20mm・鏡板25mmと厚

い。タンク寸法は直径1,820mm・長さ13,650mmで、周囲には70mm厚のグラスウール断熱材と薄鋼板製の保冷キセが設置されていた。
 荷役方式はLPガス標準のマンホール弁方式である。
 台枠は通常の平型で、長さは14,300mm・BC間距離10,800mm、ブレーキ装置はKE305形・台車はTR41Cであった。

 落成時の所有者はゼネラル瓦斯KK・常備駅は大竹であった。昭和38年2月に専用種別はLPガスに変わり、昭和43年5月に常備駅は浮島町に移動した。昭和51年9月に廃車となった。


タム7200形7207の写真

【写真377】 タム7200形7207 昭和49年5月26月 塩浜操駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第3巻に「P00180」として収録されています。


【第377週】071118R4B。