吉岡心平のマーク

タキ2100形22135

私有貨車

 形式
索引

タキ2050形
タキ2200形

 番号
[ロット表]

タキ22114
タキ22171

 ページ
索引

第374週
第376週

積荷
●構造

入口


 今回は日立製のタキ2100形を紹介する。

 タキ22135は昭和37年7月日立製で、タキ22134〜22143の10両ロットで製作された。所有者は出光で、同時にタキ22124〜22133を三菱、22144を汽車東京、22145〜22149を富士重で競作した。

 設計比重は0.9・タンク容積は33.4mで、同時に作られたロットの中では高比重である。
 タンク体は普通鋼製で、タンク寸法は直径2,0

50mm・長さ10,600mmで、タンク内部には蒸気加熱管装置を装備していた。一枚の平板となったタンク踏板は当時製作された日立〜出光組の特徴である。
 台枠は通常の平形で、ブレーキ装置はKD254形空気+手、台車はTR41Cであった。

 所有者は出光興産KK・常備駅は浜川崎であった。その後、昭和39年3月水江町、昭和46年1月前川、昭和53年2月汐見町と移動し、昭和60年11月に廃車となった。


タキ2100形22135の写真

【写真375】 タキ2100形22135 昭和49年6月 村田駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第5巻に「P00252」として収録されています。


【第375週】071104R4B。