タ3050形3063 |
私有貨車 |
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●積荷 |
■入口 |
今回はタム100二代形濃硝酸タンク車の転用改造車のうち、東洋高圧所有のタ3050形を取り上げる。 タ3050形は10トン積ホルマリン専用車で42両全てがタム100形の転用車だが、過半を占める30両が東洋高圧の所有であった。その特徴としてはすべて戦中製タイプからの転用で、更に全車タ2900形メタノール専用車を一旦経由していたことが挙げられる。 タ3063は昭和36年8月に、タ2900形2919の改造車として誕生した。 |
種車はタム100二代形1237として昭和21年8月に落成後、昭和26年3月にタ2900形2919に改造された車両であった。 落成時の所有者は東洋高圧工業KK・常備駅は大牟田だが同年11月には下関に移動した。昭和43年10月には三井化学との合併で三井東圧化学KK所有となり、昭和50年8月に廃車となった。 |
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【写真370】 タ3050形3063 昭和49年3月4日 下関駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第12巻に「P00682」として収録されています。