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タム8500形8520 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
旭化成は我国最多の液化塩素タンク車を保有し、南九州の南延岡から本州各地に塩素を輸送していた。今回は同社のタム8500形のうち、標準的だったタイプを取り上げよう。 タム8520は8522までの3両ロットとして昭和41年12月三菱で製作された。旭化成向けでは、前年製のタム8507〜8514の増備であった。 設計比重は1.42・タンク容積は12.6m3で、三菱製の標準値である。 |
タンク体は高張力鋼製で、タンク寸法は直径1,500mm・長さは7,485mm、周囲には厚さ75mmのスタイロフォーム断熱材を用いた保冷キセがあった。 所有者は旭化成工業KK・常備駅は南延岡であった。平成6年12月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和41年12月 製造所 三菱 ガス定数 0.8 タンク容積 12.6m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形 |
タンク材質 高張力鋼(HT55) タンク板厚 胴板17・鏡板19mm タンク直径 1,500mm タンク長さ 7,447mm 熱絶縁 厚さ75mmスタイロフォーム ●荷役方式 荷役方式 マンホール弁式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 8,500mm BC間距離 5,200mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KD254形 台車 TR41C→TR41D形 |
【写真367】 タム8500形8520 昭和50年8月3日 南延岡駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第13巻に「P00737」として収録されています。