吉岡心平のマーク

タキ5900形5901

私有貨車

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タキ5850形
タキ5950形

 番号
ロット表

タキ5900
タキ5904

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第363週
第365週

●積荷
●構造

入口


 タキ5900形35トン積クロルスルホン酸専用車は全部で9両が在籍したが、殆どは日産化学KKの所有車で、三菱化成工業KKが所有したのは僅か一両だけであった。今回はこのクルマを取り上げる。

 タキ5901は昭和38年12月三菱製で、一ロット一両であった。

 設計比重は1.72で日産化学の1.75より0.03低く、タンク容積は20.4m3で0.4m大きい。
 タンク体はステンレス鋼(SUS304L)製で、板

厚は胴板8mm・鏡板10mmであった。タンク寸法は直径1,754mm・長さは8,770mmで、日産化学は直径1,700mmだったので、これより太く短いことになる。
 台枠は通常の平形で、寸法は長さ9,600mm・BC間距離は6,300mm、ブレーキはKD254形空気+手、台車はTR41Cであった。

 落成時の所有者は三菱化成工業KK・常備駅は黒崎であった。社名は昭和63年5月に三菱化成KK、平成6年10月に三菱化学KKに変った。平成10年9月に廃車となった。


●同一専用種別 タム1850形1852 三菱化成のクロスル専用車。昭和32年三菱でタ2400形2402を改造。

タキ5900形5901の写真

【写真364】 タキ5900形5901 昭和49年3月5日 越中島駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第6巻に「P00324」として収録されています。


【第364週】070819R4BX3、080127R4B。