吉岡心平のマーク

タキ8000形8015

私有貨車

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タキ7950形
タキ8050形

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解説

タキ8013
タキ8017

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第322週
第324週

積荷
●構造

入口


 タキ8000形ホルマリン専用車と言えば銀タキやらキセ付やら、百花繚乱の趣だが、今回は最も地味なタイプを紹介しよう。

 タキ8015は8014と共に昭和38年1月富士重で製作された。

 設計比重は1.08・タンク容積は27.8mで、初期よりタンク容積は小さ目となっている。
 タンク材質はステンレス鋼で板厚は胴板6mm・鏡板8mm、タンク寸法に直径1,950mm・長さは9,644mmであった。キセは装備せず、タンク

体は裸のままである。
 荷役方法は、吐出管を用いた下出し方式であった。締切弁はレバー式である。
 台枠は標準の平形で、長さは10,400mm、BC間距離は7,100mmである。ブレーキはKD254形空気+手、台車はTR41Cであった。

 所有者は三井物産KK・常備駅は茂原であった。同駅常備車は昭和59年、高架化に伴い新茂原駅常備に変更されたが、同車は変更されなかったので、当時から使用されていなかったものと思われる。昭和61年2月廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和38年1月
製造所   富士重
設計比重 1.08
タンク容積 27.8m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 ステンレス鋼
タンク板厚 胴板6・鏡板8mm
タンク直径 1,950mm
タンク長さ 9,620mm

●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      10,400mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41C形

タキ8000形8015の写真

【写真323】 タキ8000形8015 昭和52年2月13日 茂原駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第28巻に「P01669」として収録されています。


【第323週】061105作成R4A、070620R4A2、070713リンク変更、080824R4BY、130105諸元追加+R4C。