吉岡心平のマーク

タキ21000形21018

私有貨車

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タキ20800
タキ21200

 番号
ロット表

タキ21013
タキ21021

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第305週
第307週

●積荷
●構造

入口


 タキ21018は昭和48年3月川崎(宇都宮)製で、21016〜21019の4両ロットであった。一年半前に川崎で製作されたタキ21010〜21015の増備車である。

 外観・構造はタキ1900形の積荷替えバージョンだが、設計的には端数トン数を採用したことでタキ1900形より余裕が生じた。

 設計比重は1.6、タンク容積は24.3mであった。
 タンク体は普通鋼製で、板厚は胴板4.5mm・鏡板4.5mm、寸法は両端直径2,200mm・長さ9,050mmで、タキ1900形と同寸法であった。

 荷役装置はエアスライドだが、タキ1900形ではタンク内部に設置されていた空気配管は、タンク外側に個別に設けられた。積込口は通気口を含め5個あるが、日鉄所有車と異なり均等に配置されている。
 台枠はタキ1900形に準じた中梁省略形だが端梁はアンチクライマー形に変更され、長さは10,000mm・BC間距離は6,700mmであった。ブレーキはKSD180−254×250形積空+手、台車はレジンシューを装備したTR41Gであった。

 落成時の所有者は旭硝子KK・常備駅は鶴見川口であった。昭和58年2月、貨物駅集約により常備駅は浅野となったが、実質的には変化していない。昭和61年11月に廃車となった。


●同一専用種別 ホキ5400形5409 先輩形式で昭和36年川崎製の35トン積ホッパ車。


■主要諸元
製造年   昭和48年9月
製造所   川崎
設計比重  1.6
タンク容積 24.3m3
●上廻り
タンク形態 異径胴(FK3)形
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板4.5・鏡板4.5mm
タンク両端直径 2,200mm
タンク長さ 9,050mm

●荷役方式
荷役方式 エアスライド式
●下廻り
台枠形式   中梁省略形
台枠長さ   10,000mm
BC間距離  6,700mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KSD180−254形積空
台車      TR41G形

タキ21000形21015の写真

【写真306】 タキ21000形21018 昭和51年10月31日 塩浜操駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第31巻に「P01851」として収録されています。


【第306週】060709作成R4A、060717リンク追加、070603本文修正+リンク変更+R4A2、081105R4BY、100507R4B、111001諸元追加+R4C。