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タキ11000形11022 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
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●積荷 |
■入口 |
今回はタキ11000形のうち、三菱製のロットを取り上げる。 タキ11000形は11系の宗主である35トン積石油類専用車で、昭和39〜43年に133両が日車の本・支店と三菱で製作された。 タキ11022は11021と一緒に昭和40年3月三菱で製作された。同社製のタキ11000形としては初ロットである。 C重油の輸送用のため設計比重は0.88と高く、タンク容積は39.7m3と小さい。 |
基本構造は日車製と酷似し、タンク体は高張力鋼製で、板厚は胴板6mm・鏡板9mmであった。なお鏡板が9mmなのは初期製の特徴で、次ロットからは8mmと薄くなっている。タンク寸法は両端直径2,050mm・中央直径2,500mmで、長さは10,250mmと日車製より僅かに長い。なお日車製との外観的な相違は、ドーム頂部が角ばっている点と運転関係標記板の形状程度であろうか。 落成時の所有者は大協石油KK・常備駅は水江町であったが、昭和42年8月には新興に移動した。昭和57年5月に日本石油輸送KK・四日市駅常備となり、平成8年10月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和40年3月 製造所 三菱 設計比重 0.88 タンク容積 39.7m3 ●上廻り タンク形態 異径胴(F5s)形ドーム付 タンク材質 高張力鋼 |
タンク板厚 胴板6/9mm・鏡板9mm タンク両端直径 2,050mm タンク中央直径 2,500mm タンク長さ 10,250mm 付帯設備 蒸気加熱管 遮熱装置 厚さ100mmグラスウール ●荷役方式 荷役方式 上入れ下出し式 |
●下廻り 台枠形式 11系標準 長さ 11,220mm BC間距離 7,920mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KD254形空気 台車 TR41C |
【写真304】 タキ11000形11022 昭和49年9月15日 村田駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第24巻に「P01471」として収録されています。