吉岡心平のマーク

タキ3000形33081

私有貨車

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タキ2800形
タキ3500形

 番号
[ロット表]

タキ33050
タキ33099

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第302週
第304週

積荷
●構造

入口


 今回はタキ3000形の中でも、タキ9900形が主流となってから製作された昭和39年製のロットを紹介する。

 タキ33081は昭和39年10月飯野で製作され、33079〜33083の5両ロットに属していた。なお富士重製のタキ33069〜33073と競作されている。
 当時は既に、タキ9900形の299xx番台が製作されていたが、ユーザーのゼネラルはタキ3000形を増備した。ちなみに同社がタキ9900形を作ったのは翌40年になってからである。

 タンク体は普通鋼製で、長さは12,800mmと標準的であった。造船屋である飯野は、タンクの丸めを得意とするプレス整形で行ったため、溶接方向は他社とは異なり長手である。またタンク踏板は網目製となっている。
 台枠は平形で、長さは13,500mm、ブレーキはKD形空気+手、台車はTR41Cであった。

 落成時の所有者はゼネラル物産KK・常備駅は浜安善であった。昭和40年6月に浮島町駅に移動し、昭和42年3月のゼネラル石油KKへの改称を経て、昭和61年8月に廃車となった。


タキ3000形33081の写真

【写真303】 タキ3000形33081 昭和49年9月15日 塩浜操駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第11巻に「P00628」として収録されています。


【第303週】060618作成R4A、070916R4A2、081027R4BY、100319R4B、130820R4C。