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タキ2800形2947 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
今回紹介するのは「川崎形」のタキ2800形である。 タキ2800形は、30トン積カセイソーダ液専用車で、昭和28〜41年に2800〜2912,2914〜2999,12800〜12884,12887,12889〜12936の332両が製作された。余談だが欠番の12885,86,88の3両は、本形式で計画後、実現時にタキ1650形となったため発生したものである。 タキ2947は昭和32年川崎でタキ1400形1486から改造された。種車は昭和28年12月 |
川崎製で、第100週で紹介したタキ1404の流れを汲み、太いタンク体とドラムカンドームを持っていた。改造では、タンク周囲に保温材と薄鋼板製のキセを追加したが、その際、タンク帯金をキセ外側に設置した。これは戦前製のタ1200形から見られる川崎製の特徴で、他社には例が無く、同社製ではタム200・タキ2600形などに類似例が見られる。 落成時の所有者は大和紡績KK・常備駅は石見益田であったが、駅名は昭和44年1月に益田となった。昭和62年10月に廃車となった。 |
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●種車形式 タキ1400形1404 S2401川崎製で、種車となったタキ1486と同タイプ。 |
【写真162】 タキ2800形2947 昭和52年8月4日 小郡駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第30巻に「P01741」として収録されています。