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タキ2750形2752 |
私有貨車 |
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●積荷 |
■入口 |
今回はクレオソート専用車を紹介する。クレオソート専用車はそれ自体少数だが、実際にはベンゾール専用車の定番の臨時専用として有名な積荷だった。 タキ2750形は35トン積クレオソート専用車で昭和35〜36年に3ロット5両が製作された。今回取り上げたタキ2752は、昭和36年5月三菱製で2753との2両ロットである。 外観・構造は極く普通の30系タンク車であった。 |
タンク材質は普通鋼、形態はドーム付直円筒形で、敢えて言えば加熱管を有していること程度が、特記される装備であった。台枠以下の下廻りも標準的なもので、台車はTR41Cである。 所有者は東京ガスKKの関連会社である関東タール製品KKで、常備駅は鶴見川口であった。昭和55年7月にエーシーケミカルKKに移籍し、常備駅は北殿となった。一体何を輸送していたのだろうか。異動から間もない昭和56年6月に廃車となっている。 |
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【第97週】020707作成、030308リンク追加、030614リンク変更、040218R4、040509ロット表追加、050420 |
【写真97】 タキ2750形2752 昭和50年4月27日 塩浜操駅にて P:吉岡心平