吉岡心平のマーク

タキ4000形14091

私有貨車

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タキ3900形
タキ4100初代形

 番号
解説

タキ14076
タキ14092

 ページ
索引

第145週
第147週

積荷
●構造

入口


 特別編と異なり、週代りでは出来るだけ標準形を選ぼうとするのだが、どうしても変り種を紹介してしまうのはファンの悲しい性だろうか・・・

 タキ14091は、タキ4000形濃硫酸専用車の一員として、昭和38年5月新潟で製作された。一ロット一両だが、富士重製の14090との競作である。
 外観・構造では、新潟製の特徴である一枚もののタンク踏板が目を引くが、その他の部分は他社製と大差ない。液出管と空気管は、富士重製がドーム

を大きくし、この頂部から出しているのに対し、ドームの中途から引き出しているため、ドームの径は程良いサイズとなった。
 台枠は通常の平形で、ブレーキはKD形空気+手、台車はTR41Cであった。

 所有者はKK日硫商会・常備駅は大寺であった。会社名は昭和38年12月に日硫商事KK、駅名は昭和40年6月に磐梯町とそれぞれ変わった。写真から一年後の昭和50年3月に廃車となった。


タキ4000形14091の写真

【写真146】 タキ4000形14091 昭和49年2月1日 隅田川駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第26巻に「P01517」として収録されています。


【第146週】030615作成、040119リンク追加、040228R4、050414R4A、070609リンク変更、070728R4A2、
090504R4BY、130724R4C