タキ5050形5080 |
私有貨車 |
形式 |
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●積荷 |
■入口 |
特別編では、どうしても変形車・珍車の比率が高くなる。そこで週変りでは、極力ありふれた形式を紹介することにしよう。 タキ5050形は35トン積塩酸/アミノ酸の専用車で、昭和40〜56年に5050・・・65058の109両が製作された。うち4両は他形式からの改造車で、例としてタキ5068を第26週で紹介した。 今回紹介するタキ5080は、昭和45年12月川崎製で、5077〜81からなる5両ロットの一員である。 |
かったが、これはドームを設けることで安全弁などを液面から離し、飛沫による損傷を軽減することを狙ったことによる。タンク体は普通鋼製で、板厚は胴板9mm・鏡板12mmと標準寸法で、タンク内面には厚さ5mmのゴムライニングが施されていた。タンク直径は2,050mmとタキ3000形と同一である。 所有者は三谷産業KKで、常備駅は東金沢だったが、昭和47年頃に松任に移った。平成元年12月に日産化学工業KK・速星駅常備となり、平成9年3月に廃車となった。 |
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●関連形式 タキ8150形8150 昭和42年川崎製で、タキ5750形に似た軽量台枠の採用例。 【第88週】020505作成、020626リンク追加、020721リンク追加、020911リンク変更、040302R4、050420R4A、 |
【写真88】 タキ5050形5080 昭和49年10月6日 隅田川駅にて P:吉岡心平