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タキ8150形8150 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
苛性ソーダのタンク車は、硫酸に比べて形式数が多い。これはカセイソーダが固体のため、水溶液にした時の濃度や製品純度の相違から、「タンク保温なし」・「保温あり」・「保温+ゴムライニング」の3グレードのタンク車が、並行して製作されたことが原因である。 タキ8150は「タンク保温なし」の35トン車で、8150〜52の3両が昭和42年6月川崎で製作された。 |
に改造されている。 外観・構造では、タンク廻りは何の変哲もないドーム付直円筒型で古めかしい反面、台枠はタキ5750形によく似た側梁省略の軽量タイプで、なんだか不思議な取り合わせだった。 所有者は日軽化工KK・常備駅は岩淵で、同駅は昭和45年6月、富士川に改称された。所有者は日軽金の子会社で、岩淵から三保までアルミナ精錬に用いる苛性ソーダを輸送していた。このように暖地内で運用され、純度を重視しない用途であることが、新たに「保温なし車」を製作した理由である。昭和59年4月、三保線の廃止により全車廃車となった。 |
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●関連形式 タキ5150形5150 「保温なし」35トン車のタキ4100初代形の改造後の姿。 |
ロット | 番号 | 製造年 | 製造所 | 落成時の所有者 |
1 | 8150〜8152 | S4206 | 川崎 | 日軽化工KK |
2 | 8153 | S4508 | 川崎 | 日軽化工KK |
【写真1098の1】 タキ8150形8150 日時不明 富士川駅にて P:吉岡心平
【写真1098の2】 タキ8150形8151 昭和49年12月31日 富士川駅にて P:吉岡心平