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タキ5050形5073 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ5073は5072との2両ロットで昭和45年10月汽車東京で製作された。 三谷産業は昭和45年に本形式を10両、3社で競作したが、本車はこの中の汽車製である。外観・構造は汽車東京製の先輩で、半年前に鶴見曹達向に製作されたタキ5065と同一だが、タンク体は僅か20mmだが長くなった。 |
構造面では台枠が汽車が得意とするハット形中梁を用いた側梁省略形としたため、ブレーキテコ廻りなども同社製のタキ5750形と良く似ているが、タンク体はこちらが遥かに大きい。 所有者は三谷産業KK・常備駅は東金沢であった。昭和47年10月に松任に移動し、昭和61年3月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和45年10月 製造所 汽車東京 設計比重 1.1 タンク容積 31.8m3 ●上廻り タンク形態 異径筒(C3)形ドーム付 |
タンク材質 普通鋼 タンク板厚 胴板9・鏡板12mm タンク内面 厚さ4mmゴムライニング タンク直径 2,050mm タンク長さ 10,000mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式 |
●下廻り 台枠形式 汽車形軽量 長さ 10,400mm BC間距離 7,100mm 留置ブレーキ 両側 空気ブレーキ KSD254−305形積空 台車 TR41C形 |
【写真527】 タキ5050形5073 昭和51年5月2日 越中島駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第19巻に「P01129」として収録されています。