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タキ7750形37773 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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●積荷 |
■入口 |
タキ7750形は濃硫酸のタキ5750形と共に、最近の化成品タンク車を代表する形式だ。 タキ37773は、昭和48年12月富士重で製作されたタキ37773〜37775からなるロットの一員である。外観・構造は通常のタキ7750形と変わらないように見えるが、実はブレーキ構造の試験車であった。これについて話し出すと長くなるのだが・・・ 昭和48年末は、私有貨車用標準台車がTR41CとTR41DからTR41EとTR41Gに移行した時期であった。TR41EとGが装備するレジンシューは、鋳鉄制輪子より低速域の摩擦係数が低いため、入換え時のブレーキ操作では、これまでより強い力が必要である。ところが側ブレーキは車両 |
限界によりブレーキテコのストロークが制限されるため、ブレーキ倍率の向上は困難であった。 所有者は錦商事KK・常備駅は勿来で、平成14年7月時点では、今なお現役のようである。 |
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●参考文献 私有貨車セミナー第151回(レイルマガジン271号掲載)。 |
【写真44】 タキ7750形37773 昭和49年4月23日 越中島駅にて P:吉岡心平