吉岡心平のマーク

タム5800形5816

私有貨車

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タム5700形
タム5850形

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解説

タム5813
タム5818

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第33週
第35週

積荷
●構造

入口


 白いタンク体でファンに愛されてきた液化アンモニア専用車だが、このサイトで紹介するのは第1週のタ580形以来2形式目である。

 タム5800形は15トン積液化アンモニア専用車で、昭和29〜36年に19両が製作された。製造所など詳細はロットブックを参照頂きたい。

 タム5816は昭和36年6月日立製で、1両1ロットであった。落成した時には既にタサ4100形20トン車が85両も在籍していたので、輸送単位の関係からタムを増備したものと考えられる。
 外観・構造は日立製の高圧ガスタンク車として

標準的な作りで、ボイラー鋼板製のタンク体は直径1,815mm・長さ11,250mmである。なお、タンク踏板が異様に大きい点に注意して欲しい。
 台枠は平形で、長さは12,000mm・BC間距離は8,700mmであった。台車は通常のTR41Cである。

 所有者は生涯を通して昭和電工KK・常備駅は扇町であった。2両ペアで運用されることが多く、この時も手前にはタム5807が連結されている。運用先は塩浜操・岩沼などであった。高圧ガスタンク車の通例として、落成後15年目の昭和51年9月に廃車となった。


タム5800形5816の写真

【写真34】 タム5800形5816 昭和49年11月25日 浜川崎駅にて P:吉岡心平


【第34週】010422作成、010424リンク追加、010824本文修正+リンク追加、020210リンク追加、020913リンク変更、

040119本文修正+リンク追加+R4、050204R4A、071205リンク変更+R4A2、080218R4B、130817R4C。