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タム23250形23297 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
▲タム22000形 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
今回からCD−ROM第6巻に納められている写真を紹介する。 タム23297はタム3250形3297を昭和43年8月に改番したもの。75Km走行が不可能なタンク車を北海道に封じ込めた「マルロタンク車」の一員である。識別のため黄帯を車体に巻き「道外禁止」を標記した姿は、北海道を訪れる貨車ファンの憧れの的であった。 種車のタム3297は昭和26年6月新潟製で、本形式は新潟製の占める割合が高かったことから、外観・構造は同形式の標準と言えるものだ。 |
タンク体は普通鋼製で、寸法は直径1,800mm・長さ7,600mmと、初期の新潟製の標準値であった。 落成時の所有者は入丸産業KK・常備駅は釜石であった。昭和37年3月には東室蘭常備となり、昭和42年4月には北一産業運輸KKに移籍した。昭和43年8月にマルロタンク車となってからは、クレオソートなどの道内輸送に使用されていたようである。昭和58年12月に廃車された。 |
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【写真35】 タム23250形23297 昭和49年7月24日 国鉄苗穂工場にて P:吉岡心平