Laaeks スペイン
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L 2軸特殊平貨車
aa 連結車
e 自動車輸送用(2層構造)
k 最大荷重<20t
 (2軸車のみ適用)

s 積車最高速度100Km/h

■Laaeks
 最大荷重が20トン未満、積車最高速度が100km/hで、2層構造の自動車輸送用、2軸車2車体連結構造の平車である。なお、UICルールでは2軸車と異なり連接車・連結車には最大荷重の定義がないため記号kは不要で正しくはLaaesとなるのだが、Laaesの形式ははなく、多くに国でLaaeksが付されている。
 形式番号(Technical characteristics )の上3桁は写真から判断すると436が割り当てられている。
 スペインのLaaeks形は形式番号4366が確認されている。
   2020.5.13作成
24 71 4366 401-6 RIV E-TRFSA Laaeks 089 撮影:佐藤浩樹 2015.5.21 Porz(Rhein)(ドイツ)
国-所有者 スペイン TRFSA     ■相互運用性 24 ■形式番号 4366 撮影済番号401(1輌)
S (100km/h)荷重22.5t(A 軸重16t~C 軸重20t) 
自重25.60t 全長31.00m 積載長 不明 軸距 不明  走り装置:2段リンク式(車輪径 不明)
 スペインのマドレードに拠点を置く鉄道・道路一貫輸送の物流会社TRANSFESA (Transportes Ferroviarios Especiales S.A.)(所有者コードTRFSA)所有の自動車(新車その他)輸送用の2層構造2軸車2車体連結構造の平車である。TRFSAでの形式はLaaeks089形である。
 上下2段に自動車を積載する2軸車2車体連結構造の自動車輸送用貨車である。1車体は、台枠と一体をなす側面により構成され、側面は片側2枚の柱と4本の斜材に上部水平材と台枠側面からなるラーメン構造であり、側面には上段の手すり部分も含めて全面に渡り保護用の金網が設けられている。上段および下段は、それぞれ自動車走路・タイヤ用緊締装置・隣接車輌への渡り板から構成され、下段は両端車輪付近から連接部にかけ低床となっている。上段は昇降式で、その昇降装置が側面に設けられ、自動車高さに合わせて調整可能である。また、自動車積み込み・積み下ろし時に上段車端側(端面から5~6m部分)を下段高さまで下げてスロープとし、下段高さから自動車を自走して上段に積み込むことができる。走り装置は2段リンクしきながら相互運用性コード24が示すように軌間は可変で、標準軌間の1435mmとスペインの広軌1668mmの両方に運用可能としていると推測される。
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