■社名・工場の変遷
| 昭和２５年１０月 |
創立 |
中国工業 |
| 現在も盛業中（プロパンガスボンベ製造等） | ||
■ 昭和２６年 中国工業 写真１５０
広島でＬＰガスボンベメーカーや鉄構輸送機器などで盛業中の中国工業も，操業まもない頃は鉄道車輌の製造も行っていた。これが今回の片上鉄道トラ８００形８０５である。
中国工業は，昭和２５年に創立された。同社ＨＰによると呉市旧軍用施設にて鉄構製品製造を開始したとある。一方，日本の鉄道車輌メーカー要覧（藤田五郎・岡田誠一共著／鉄道ピクトリアル１９９６年８月）によると，「元水野造船宮島の社員らが創立，当時は広駅構内で車輌修繕を行う。」とあり，鉄道車輌の修繕をから始まった会社であることが伺える。中国工業は昭和３０年になると高圧ガス容器製造開始し，発展への道を歩み始めるが，片上のトラもちょうどこの頃に製造されている。現車の銘板調査からは昭和２８〜３１年に製造されたようである。
銘板の写真は暗くて見にくい写真なので恐縮してしまうが，これ１枚しか撮影していなかった。銘板は小型のようで，文字は丸ゴシック体で中国工業の「工」の字に特徴があった。
この愛すべき片上の貨車たちも思いでの中に残るのみである。
| 写真１５１ 片上鉄道トラ８００形８０５ |
昭和５８年３月２０日 片上 |
片上鉄道関連
同和鉱業片上鉄道
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同和鉱業片上鉄道
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同和鉱業片上鉄道
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509,534,538,539,562,568
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昭和２９年中国工業
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