吉岡心平のマーク

タキ3900形3944

私有貨車

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タキ3850形
タキ4000形

 番号
解説

タキ3936
タキ3948

 ページ
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第659週
第661週

積荷
●構造

入口


 タキ3944は昭和38年5月富士重で孤立ロットとして製作された。

 三井化学の本形式では一年前に同一メーカーで製作した3936,3937の増備で、保温キセがカマボコ形に変わったため印象は大きく異なるが、基本構造と主要寸法は両者同一で、タンク体も普通鋼製の内面に厚さ2mmのステンレス薄板

を貼り付けたものとなっている。

 落成時の所有者は三井化学工業KK・常備駅は笠寺であった。落成から7ケ月後の12月に大牟田に移動し、一年後の昭和39年12月には三池港に移った。昭和43年10月に合併で社名は三井東圧化学KKとなり大牟田駅常備に戻ったが平成8年10月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和38年5月
製造所   富士重
設計比重  1.055
タンク容積 28.5m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク内面 ステンレス鋼板厚さ2mm
タンク直径 1,896mm
タンク長さ 10,472mm
タンク周囲 ジャケット式外部加熱管+
       グラスウール厚さ30mm
●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      11,500mm
BC間距離  8,200mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KE305形
台車      TR41C形

タキ3900形3944の写真

【写真660】 タキ3900形3944 昭和50年3月3日 宮浦駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第19巻に「P01083」として収録されています。


【第660週】130421作成R4C。