吉岡心平のマーク

タキ2800形12923

私有貨車

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タキ2750形
タキ3000形

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[ロット表]

タキ12911
タキ12928

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第658週
第660週

積荷

入口


 タキ12923は昭和40年4富士重で12923〜12927の5両ロットとして製作された。

 電化では苛性タンク車としてタキ2600形を愛用してきたが、昭和39年の増備からタンク内面をエポキシ樹脂塗装したタキ2800形に変更した。本ロットはその3作目で日立製の12905〜12910と競作されている。

 外観は半年前に富士重が製作した12890〜12902に酷似し、富士重製なのにカマボコ形のキセを持つ点が特徴である。なお台枠下に見える細い配管は洗浄口である。

 所有者は電気化学工業KK・常備駅は青海であった。本ロットは昭和60年11月に5両まとめて廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和40年4月
製造所   富士重工
設計比重 1.45
タンク容積 20.7m3

●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク内面処理 エポキシ樹脂塗装
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク直径 1,850mm
タンク長さ 8,004mm
熱絶縁   厚さ50mmグラスウール
●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式S字管付
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      8,900mm
BC間距離  5,600mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41C→TR41D形
         (第一次改造)

タキ2800形12923の写真

【写真659】 タキ2800形12923 昭和49年2月8日 吉原駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第29巻に「P01530」として収録されています。


【第659週】130414作成R4C。