吉岡心平のマーク

タム5000形5042

私有貨車

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タム4900形
タム5100形

 番号
[ロット表]

タム5032
タム5046

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第644週
第646週

積荷
●構造

入口


 タム5042は5041と一緒に昭和27年11月新潟で製作された。

 タム5000形の代名詞とされる「味タム」だが、本格的な増備が始まったのは昭和27年で、本ロットはその記念すべき第一号で日立、汽車東京製と競作された。外観は初期の塩酸タンク車に良く見られる丸みを帯びたドームを持っていたが昭和

40年に新潟で更新修繕を受け、タンク体をまるごと新品に交換したため、ドームはフランジ構造のものに代わり、外観も一変した。

 所有者は味の素KK・常備駅は浜川崎であった。その後は他車と同じ変遷を辿ったが最後まで専用種別は「塩酸及びアミノ酸」のままで、昭和62年10月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和27年11月
製造所   新潟
設計比重 1.11
タンク容積 13.9m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク内面 ゴムライニング
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク直径
 1,690mm
タンク長さ 6,350mm
●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      7,100mm
BC間距離  4,000mm
留置ブレーキ 片側
空気ブレーキ KD203形
走り装置   リンク式→2段リンク式

タム5000形5042の写真

【写真645】 タム5000形5042 昭和50年3月9日 塩浜操駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第36巻に「P02813」として収録されています。


【第645週】130106作成R4C。