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タキ1500形15323 |
私有貨車 |
形式 |
▲タキ1450形 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ15323は15328迄の6両ロットとして昭和36年12月飯野で製作された。 発足間もない新亜細亜石油の石油類専用車は昭和36年に製作された本形式8両がその第一号に当り、このうちの6両が本ロットであった。なお残り2両は汽車東京製のタキ15313,15314である。 外観と構造は当時の飯野製として標準的なもの |
で、厚板成型を得意とする造船屋だけに、タンク全長に亘る長手方向の溶接継手を駆使したタンク組立が見事である。 落成時の所有者は新亜細亜石油KK・常備駅は新興であった。前者は昭和37年12月に亜細亜石油KK、昭和39年12月アジア石油KK、昭和41年8月共同石油KKと変わったが、後者は一貫して新興のままだった。昭和58年12月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和36年11月 製造所 飯野 設計比重 0.92 タンク容積 38.0m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 普通鋼 タンク板厚 胴板8+9・鏡板12mm タンク直径 2,050mm タンク長さ 11,950mm 付帯設備 蒸気加熱管 ●荷役方式 荷役方式 上入れ下出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 12,500mm BC間距離 9,200mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KD254形 台車 TR41C形 |
【写真646】 タキ1500形15323 昭和51年6月20日 塩浜操駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第50巻に「P02955」として収録されています。