吉岡心平のマーク

タキ7750形7770

私有貨車

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タキ7700形
タキ7800形

 番号
[ロット表]

タキ7757

タキ7795

 ページ
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第580週
第582週

積荷
●構造

入口


 タキ7770は昭和44年2月日車支店製で7769〜7778の10両ロットの一員であった。

 日本曹達が初めて所有したタキ7750形で、日車支店製では呉羽向の7763〜7768に次ぐ2作目である。
 タンク体は液出管を車体中央に配置した特異な設計で、これに伴いマンホールは車端寄に移されるなど本ロット独特の構造となっている。台枠は

初期の日車製の特徴であるタキ5750形と似た側梁省略形で、これは呉羽向と同一設計であった。タンク受台が直立しているのは枕梁部分が幅狭のためで、当時の日車製を見分ける識別点となっている。

 所有者は日本曹達KK・常備駅は能町であった。昭和63年7月に二本木に移動したが、平成14年7月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和44年2月
製造所   日車支店
設計比重 1.48
タンク容積 23.6m3

●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 耐候性高張力鋼
タンク内面 厚さ3mmゴム
タンク板厚 胴板6・鏡板8mm
タンク直径 1,950mm
タンク長さ 8,580mm
熱絶縁   厚さ50mmグラスウール
●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式S字管付
●下廻り
台枠形式   側梁省略形
長さ      9,400mm
BC間距離  6,400mm
留置ブレーキ 両側
空気ブレーキ KSD203−254形
台車      TR41C形

タキ7750形7770の写真

【写真581】 タキ7750形7770 昭和49年9月14日 村田駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第41巻に「P02429」として収録されています。


【第581週】111016作成R4C。