|
タキ5050形5057 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ5057は昭和44年6月富士重製で一ロット一両の孤立ロットとして製作された。 塩酸の35トン車である本形式は軽量化に苦心したたため、メーカーにより様々なアプローチが試みられた。初期に製作された富士重製は台枠を通常の平形を用いる代わりに、タンク材質に高張力鋼を用いて板厚を薄くして軽量化した点が特徴である。 |
外観からは材質の違いが判らないため、見てくれは至極普通に見える。なおタンク内面は通常通りゴムライニングが施されていた。 所有者は三井フロロケミカルKK・常備駅は三保で、昭和55年6月にタンク体更新を受けたが、間もなく58X改正の三保線廃止により失職し、再起を賭けて昭和59年7月に大竹に移動したが、結局翌8月に廃車となった。 |
|
|
■主要諸元 製造年 昭和44年6月 製造所 富士重 設計比重 1.18 タンク容積 29.7m3 タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 ●上廻り |
タンク材質 高張力鋼(HT55) タンク内面 厚さ5mmゴム タンク板厚 胴板7・鏡板9mm タンク直径 2,050mm タンク長さ 9,460mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 台枠長さ 9,900mm BC間距離 6,900mm 留置ブレーキ 両側 空気ブレーキ KSD203−254形積空 台車 TR41C形 |
【写真575】 タキ5050形5057 昭和51年4月2日 越中島駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第42巻に「P02475」として収録されています。