タキ1150形1155 |
私有貨車 |
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形式 |
番号 |
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●積荷 |
■入口 |
タキ1155は昭和42年3月帝国車両で一ロット一両の孤立ロットとして製作された。 帝国車両のアルミタンク車は少数で、いずれも他社製の模倣と思われるものが多い。これは原設計のある車両の増備を資本関係などの理由で帝国製としたためと思われる。本車の場合は汽東京製がそのモチーフで、また汽車東京製のタキ1154が本ロットと競作されている。 |
原型となった汽車製もタンク体は日軽アルミ製に外注しており、本車もこれに従ったため、両者はタンク体だけが共通の異母兄弟車であった。このため外観と構造は同一と言って良いだろう。 落成時の所有者は三菱江戸川化学KK・常備駅は南四日市で、前者は昭和46年12月の合併で三菱瓦斯化学KKとなった。平成15年5月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和42年3月 製造所 帝国車両 設計比重 1.12 タンク容積 26.8m3 タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 ●上廻り |
タンク材質 純アルミニウム タンク板厚 胴板13mm・鏡板16mm タンク直径 1,950mm タンク長さ 9,350mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 台枠長さ 10,000mm BC間距離 6,700mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KD254形 台車 TR41C形 |
【写真574】 タキ1150形1155 昭和51年3月21日 川之江駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第41巻に「P02401」として収録されています。