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タキ10700形10704 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
かつて小生の正月は、越中島駅で初撮りをしてから門前仲町の富岡八幡宮に詣でるのが恒例だった。冬の越中島の光線の見事さを、いつか愛読者諸賢にご覧に入れたいものである。 タキ10704は昭和43年11月富士車両で製作された。 設計比重は1.32と低く、タンク容積は26.3m3と他社向より少し大きい。 |
タンク体は腐食防止のためステンレス鋼製で、板厚は胴板6mm・鏡板8mmと薄い。タンク寸法は両端直径1,950mm・長さ9,230mmで、比重の関係から日産化学向の初ロットより約300mm長い。本ロットの特徴は本形式で唯一タンク帯金を使用している点にあり、どこか古めかしく見える。 所有者は宇部興産KK・宇部港駅常備であった。主として越中島の化成品センターに運用されていたが、昭和61年3月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和43年11月 製造所 富士車両 設計比重 1.32 タンク容積 26.3m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 ステンレス鋼 タンク板厚 胴板6mm・鏡板8mm タンク直径 1,950mm タンク長さ 9,230mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式S字管付 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 9,700mm BC間距離 6,700mm 留置ブレーキ 両側 空気ブレーキ KSD203−254形積空 台車 TR41C形 |
【写真279】 タキ10700形10704 昭和50年1月3日 越中島駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第22巻に「P01271」として収録されています。