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タム2300形12436 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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●積荷 |
■入口 |
タム12436は昭和36年11月三菱で、12430〜12436の7両ロットとして製作された。 昔は希少な存在だった塩素タンク車だが、登場から10年以上経つと、本ロットの所有者である東洋曹達や旭化成、旭硝子などの大口需給者では、一ロット5両を超える新製も珍しくなくなった。 外観と構造は東洋曹達向の三菱製では初めて後期形となり、タンク材質の強化によりタンク長さ |
が380mm短くなり、合せて台枠とBC間距離も400mmづつ短縮された。また自重減によりブレーキは従来のKE形を止め、通常のKC形に変わり、台車はBC間が6mを切った為、落成時のTR41Bから第一次改造でTR41Dに改造されている。 所有者は東洋曹達工業KK・常備駅は周防富田であった。山陰地方を中心とした全国各地に運用されていたが、昭和56年1月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和36年11月 製造所 三菱 ガス定数 0.8 タンク容積 12.4m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形 |
タンク材質 ボイラー用鋼板 (SB46) タンク板厚 胴板16mm タンク直径 1,406mm タンク長さ 8,210mm 熱絶縁 厚さ75mmグラスウール ●荷役方式 荷役方式 マンホール弁式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 9,100mm BC間距離 5,800mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KC254形 台車 TR41B形→TR41D形 (第一次改造) |
【写真546】 タム2300形12436 昭和50年3月8日 周防富田駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第33巻に「P01959」として収録されています。