吉岡心平のマーク

タキ6900形6909

私有貨車

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タキ6850形
タキ6950形

 番号
ロット表

タキ6900
タキ6910

 ページ
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第527週
第529週

●積荷
●構造

入口


 タキ6909は昭和34年6月富士車両で一ロット一両の孤立ロットとして製作された。

 日東化学はアクリルニトリル専用車を4両所有したが、タム・タサ・タキとバラエティに富んでいたのが特徴であった。タキは本車一両だけで、富士車両製は本形式で唯一の存在である。

 外観・構造で他社製と異なるのは、上出し式の

液出管・空気管のプロテクタがなく、ドーム側面に液面計を持つ点だが、これは日東化学所有車の全部に見られる特徴である。

 落成時は所有者は日東化学工業KK・常備駅は新興であった。工場が新興にあったため、関東のファンには馴染み深い存在であった。昭和53年2月に日本石油輸送KK所有・東高島駅常備となったが、昭和60年8月に廃車となった。


タキ6900形6909の写真

【写真528】 タキ6900形6909 昭和51年4月29日 高島貨物駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第18巻に「P01030」として収録されています。


【第528週】101010作成R4C。