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タキ3000形13439 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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●積荷 |
■入口 |
タキ13439は昭和35年4月新潟製で、13435〜13439の5両ロットであった。 当時、タンク車にはタンク体内部に数枚の波除板が設けられていた。設置の理由は積荷の前後動による鏡板への負荷を緩和するためだが、タンク体との取付部の傷入りが多く、タンク車の弱点となっていた。そこで波除板の必然性を確認すべく、同形車で波除板の有るものと無いものを試作し、 |
比較することになった。こうしてタキ30000形が誕生したことは既に述べたが、本ロットはこれと比較するため従来構造で製作されたロットで、製造時期とメーカーは両者同一である。 所有者は日本石油KK・常備駅は新興だが、僅か二週間で下松に移動した。その三ヶ月後に名電築港に移り、昭和41年1月の臨海鉄道移行で汐見町となった。昭和61年11月に廃車となった。 |
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●関連形式 タキ30000形30000 S3504新潟製で、波除板なしタンク車の試作車。 |
■主要諸元 製造年 昭和35年4月 製造所 新潟 設計比重 0.73 タンク容積 41.0m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 普通鋼 タンク板厚 胴板9・鏡板12mm タンク直径 2,050mm タンク長さ 12,600mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ下出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 13,500mm BC間距離 10,200mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KD254形 台車 TR41C形 |
【写真519】 タキ3000形13439 昭和51年3月17日 安治川口駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第41巻に「P02351」として収録されています。