吉岡心平のマーク

タキ5450形85450

私有貨車

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タキ5400形
タキ5500形

 番号
[ロット表]

タキ75470
タキ85453

 ページ
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第510週
第512週

積荷
●構造

入口


 タキ85450は昭和49年5月富士重製で、一両一ロットの孤立ロットであった。

 昭和49年の保安度向上では弁装置の保護と手摺・踏板の強化、車体部へのアンチクライム機能追加と手摺強化、そして台車の改良が実施された。
 高圧ガスタンク車の場合、弁装置保護はもともと強固な円筒形プロテクタを装備していたため対象外とされたが、本車は過渡期に生まれた例外で、タンク踏板と手摺が一般車並に強化されている。

 なお85451〜85462は落成時期の関係で非対策車として製作された。

 落成時の所有者は鶴見曹達KK・常備駅は鶴見川口であった。昭和58年2月、貨物駅廃止の影響で浅野駅常備となったが、専用線の所管が変わっただけで実態は同一であった。専用線の廃止後は東亜合成化学工業KKに移籍し、平成元年6月に昭和町駅常備となった。平成6年7月の東亜合成KKへの社名変更を経て、平成15年頃に廃車となった。


タキ5450形85450の写真

【写真511】 タキ5450形85450 昭和51年1月18日 塩浜操駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第40巻に「P02370」として収録されています。


【第511週】100613作成R4B、140109R4C。