吉岡心平のマーク

ホキ4700形4778

私有貨車

 形式
索引

▲ホキ4400形
ホキ4900形

 番号
解説

ホキ4767
ホキ4782

 ページ
索引

第509週
第511週

積荷
●構造

入口


 ホキ4778は昭和37年7月富士重で製作されたホキ4400形4478を、昭和38年7月にホキ4700形に改番したもので、誕生時は4476〜4478の3両ロットであった。

 メーカーである富士重では昭和35年に吉沢石灰向けに本形式を10両(4453〜4462)を製作したが、外観・構造はこの流れを汲んだもので、側板補強の形状や肩の落ちた車体断面など独特の形態を持つ。
 荷役は屋根から積込み、側扉から自重で排出す

る方式だが、細部は使用実績により改良が施され、積込口は最初の大型二個からホキ8800形に似たもの四個となり、側扉の開閉は手動式から遠隔操作可能な電動式となった。

 落成時の所有者は奥多摩化工KK・常備駅は氷川で、後者は昭和49年12月に奥多摩に改名した。用途は浜川崎の日本鋼管への精錬用生石灰輸送であったが、同社の扇島移転に伴いチキ80000形に置換えられ、昭和52年3月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和37年7月
製造所   富士重
設計比重  0.94
ホッパ容積 31.9m3
●上廻り
ホッパ形態 箱型側開き式
ホッパ材質 普通鋼
ホッパ板厚 側・妻板4.5mm
        底・扉板6mm
ホッパ幅  2,561mm
ホッパ長さ 8,241mm
●荷役方式
荷役方式 自重落下式
●下廻り
台枠形式   中梁のみ
長さ      8,250mm
BC間距離  5,350mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41C形

ホキ4700形4778の写真

【写真510】 ホキ4700形4778 昭和49年11月25日 浜川崎駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第5巻に「P00280」として収録されています。


【第510週】100606作成R4B。