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ホキ4700形4782 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
▲ホキ4400形 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
ホキ4700形は30トン積生石灰専用ホッパ車で、落成時はホキ4400形と称したが、昭和38年の改番で現形式となった。弊サイトでは既出だが、今回は奥多摩化工の所有車を取上げよう。 生石灰の用途は主として製鋼時の添加剤で、私有貨車は石灰石鉱山に隣接した製造プラントから、製鉄メーカーへの輸送に用いられた。ここで紹介する奥多摩ホキの運用先は「川崎」にあった日本鋼管と千葉の「川崎」製鉄で、一寸ややこしい。 ホキ4782は81と共に昭和40年1月富士重で製作され、改番後の落成のため旧番号はない。6ロット15両あった奥多摩のヤネホキでは、4番目のロットである。従来のホキ4400/4700形はセキ3000形に酷似していたが、奥多摩の車両は車体外部の補強の入れ方や傾斜のきつい屋根、独立した歩み板など、独自の改良点が見られる。 |
設計比重は0.94で、ホッパ容積は31.9m3であった。 所有者は奥多摩化工KK・常備駅は氷川であった。駅名は昭和46年2月に奥多摩に改称された。昭和49年12月に奥多摩工業KK所有となり、昭和55年8月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和40年1月 製造所 富士重 設計比重 0.94 ホッパ容積 31.9m3 ●上廻り ホッパ形態 箱型屋根付 |
ホッパ材質 普通鋼 ホッパ板厚 側・妻板4.5mm 底・扉板6mm ホッパ幅 2,561mm ホッパ長さ 8,241mm ●荷役方式 荷役方式 側開き自重落下式 |
●下廻り 台枠形式 石炭車形 長さ 8,250mm BC間距離 5,350mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KD254形 台車 TR41C形 |
【写真186】 ホキ4700形4782 昭和50年3月 奥多摩駅にて P:吉岡心平